弊所では、交通事故の無料法律無料を実施しています。
無料法律相談では、まず弊所がご相談をお受けできる案件かどうかを確認するために、ご相談者様ご本人のお名前と生年月日、判明しているのであれば加害者のお名前をお聞きしています。
これは、弁護士法で相談を受けることが禁止されている「利益相反」の事例に該当しないかを確認するためです。
我々弁護士には、同じく弁護士法で「守秘義務」が定められていますので、安心してお話しいただければと思います。
ご相談をお受けできる案件と確認できましたら、まずは簡単に事故の概要やご相談者様の現在の状況をヒアリングさせていただき、そのうえで弁護士とのご相談実施させていただいています。
初回のご相談はお電話でもお受けしています。
ご相談される方には、事故の大きさや状況等、様々な方がおられます。
お怪我のある方やない方、治療が開始したばかりの方や治療中の方、もしくはすでに治療が完了している方、加害者の保険会社から示談提示のある方やない方、さらには弁護士をすでに選任されている方など、本当に様々な方からご相談をお受けします。
いくつか具体的なご相談の内容を見てみましょう。
このページの目次
ご相談者属性:30代女性、パート勤務
事故状況 | 十字路を直進しようとしたところ、右方から来た車と衝突 |
お怪我の状況 | 頸椎捻挫、腰椎捻挫 |
相談人の状況 | 事故から1週間ほど経過 |
この方は事故直後といってよい時点でのご相談でした。
通院を開始しており、治療費を加害者の保険会社が支払う手続き(「一括対応」と言います。)も実施されていました。
ただ、修理費負担の話し合いにて、加害者の保険会社から、「過失割合が4:6なので修理費の60%までしか支払えない」と言われて納得できないということで、ご相談に来られました。
たしかに十字路での出会い頭事故は、基本的には左方車:右方車が4:6の過失割合と判断されるケースが多いです。
ただし、このケースでは、ご相談者が進行していた道路が優先道路に該当する可能性がありました。
優先道路となれば、過失割合は1:9になります。
そこで、優先道路に当たるか否かの調査を行うべきという点をお伝えし、併せて、お怪我の示談でも弁護士が交渉をすることで慰謝料額が増額するという点をお伝えしたところ、ご依頼となりました。
その後、こちらの道路が優先道路であったことの立証に成功し、修理費や慰謝料等を1:9の過失割合で解決することができました。
ご相談者属性:40代男性、正社員
事故状況 | 信号待ち中に追突 |
お怪我の状況 | 頸椎捻挫、腰椎捻挫 |
相談人の状況 | 事故から6か月経過 |
この方は、治療が完了してからご相談に来られました。
加害者の保険会社から示談金の提示を受けたものの、その内容に納得できない部分がおありとのことでした。
ここまでの治療経過を伺うと、示談金額の話をする前に後遺障害等級が獲得できる可能性のある事案でしたので、まずは後遺障害の申請を行うことをお勧めし、また、慰謝料についても裁判所・弁護士の相場より低い額でしたので、弁護士を入れることで増額が見込まれることをご案内しました。
その後ご依頼を受け、後遺障害等級申請の書類を収集したうえで申請を行ったところ、14級を獲得でき、後遺障害等級に対応する示談金と、慰謝料を増額したうえで示談することができました。
ご相談者属性:40代男性、自営業
事故状況 | 駐車場内で駐車スペースから出てきた車と衝突 |
お怪我の状況 | 左肩腱板損傷、頸椎捻挫、腰椎捻挫 |
相談人の状況 | 事故から2か月経過 |
この方は、治療の途中でのご相談でした。
事故直後から左肩の痛みを訴えてはおられたものの、腱板損傷という診断名がついたのは事故から1か月半ほど経過してからであり、その部分の治療費の支払いを保険会社から断られていてお困りとのことでした。
治療の途中から診断名が追加された場合、その怪我については事故との因果関係がないとして、治療費の支払いを否認されるケースがあります。
お話を伺うと、腱板損傷という診断名が途中でついた経緯を資料に基づいて丹念に説明すれば因果関係が認められ得る事案でしたので、ご依頼を受けたうえで資料の収集と因果関係の立証を行い、無事に腱板損傷についても治療費の支払いを受けることができました。
上記の相談例はほんの一例です。
事故については様々なご相談をお受けしており、多くの場合弁護士が入ることで改善の見込みがありますので、お気軽に弁護士にご相談いただくことをお勧めいたします。